では次に4WDのレースについて書いていきたいと思います。
前日の練習日は、2WD中心に走り込み4WDは2~3パック程度。当たり前なのですが、2WDと比べると楽に走るので、勝手に好感触と思い込んでしまいました。
レース当日。
予選第一ラウンド。2WDとの違い(つまり速度域が早く良く曲がる)の違いに対応できずミス連続。2WDのタイムにすら及ばず。
第二ラウンド。とにかくタイムを残すため安定志向で走る。ほぼマーシャルの手を借りるようなミスは無かったけど、BLが著しく遅い。この時点でちょうどAメインの最下位あたりの順位。
ここでようやく気付いたのですが、今回のコースはスリッピーで2WDと4WDのBLが差がとても大きかったように思います。うまい人でもBLの差が2~3秒程度あったような。自分は4WDで走りこんでいないので、その差に対応できていない。
3ラウンド目は一転攻めの姿勢で臨みますが、このラウンドは自分のヒートは全車絡みまくりでタイムが出ず。タイム更新できず。
結果
Aメインに入れず。16台中9位、Bメイン1位という残念な結果になりました。今回の予選結果は波乱が多く、過去優勝の経験もある地元のエキスパートやAメイン常連の地元エキスパートがBメインに落ちています。コースが全面改修されたことや、TOP3~4名以外の実力が拮抗してきていることがその原因かなと思います。
決勝1ラウンド目は、もともと実力が違うのか2台に抜かれ3位。なぜか急に操縦台目の前のミニジャンプそしてすぐの右コーナーそのままテーブルトップが飛べなくなりここでミス多発。2WDでもそれほどミス無くクリアしてきたところなのに?? 2ラウンドはやむを得ずこのミニジャンプを舐め、他のところを攻めるように作戦を変更。なんとか2位争いに競り勝ちました。そして決勝3ラウンド目、すでにBメイン優勝の可能性はありませんが何とか一矢報いたいと思っていましたが、2WD3ラウンドの途中から降りだした雨でキャンセル。2WD決勝のときはまだましだったのですが、その後のSCのクラスの人たちはマシンがドロドロでした。
こんな感じ↓。
その後台北までの5時間ドライブが待っているものですから、雨の混乱状況を後目に先に帰宅することにしました。その後HPでの報告によると表彰式が行われたようですが、参加できずすいませんでした。決勝結果はあとでWEBで確認したところ、Bメイン2位でした。
とにかく今回、マシンはよく走っていたのに、反省ばかりの4WDでした。
以前雑誌の取材で、Rメイフィールドが、「普段は4WDの練習はほとんどしない、2WDのみ」と言っていたのを読み、またもともと2WDの方が得意ということや、メンテが楽ということや、北部では4WDはあまり盛んではなくレースも2WDワンメイクが最近は多いという事情等が重なり4WDを走らせる機会が少なすぎたように思います。ツーリングと両方やっている人たちも今回大勢いましたが、そういうメンバーは、2WDが苦手で4WDが早いです。僕とまったく逆で4WDはAメイン3位ながら2WDはBメインで表彰台にも上がれないという人もいました。
自分の台湾でのレース成績を考えると、以下の傾向が浮かんできます。
①総じていつも2WDの方が成績が良い。
②BLよりもAVGが良く、自分とBLが同等の選手よりも順位が上だが、逆を言うと同じ順位近くだとBLがいつも遅い。
③コースが広かったり、カーペット等でグリップが非常に良い、高速型のサーキットでのレース成績は悪い。
つまりは、普段からミスを防ぐ走りばかりを考えていて攻めいていない結果、握っていない結果なのだと反省しています。4WDを走りこんだり、買ったまま放置しているX-RAYを組んでツーリングカーにも挑戦しようかな、などと考えています。B-MAX、そしてYOKOMOさん、不甲斐ない成績でごめんなさい!